2008/12/15

Google SketchUp!6 ComicStudioの背景として扱いやすい3Dフォーマットを考える

無料版のGSUで出力できる3Dフォーマットは限られているが、プラグインを導入することでComicStudioでも読み込める3D形式の出力をすることが可能となる。
試したプラグインは以下の通り。

  • .DXF LineDxf3m.rb 2008/3/31 22:11
  • .OBJ obj_exporter.rb 2008/2/19 22:05
  • .LWO lwo_export.rb 2008/4/6 08:40

ずいぶん前に導入したきりなので、実際のバージョン表記は不明。

GSU上で適当な3Dデータを頂いてきた。

サイズを適当に調整して配置。

出力する前にオブジェクトを選択。
(上の画像ではブルーのアウトラインで表示されているオブジェクト)

.OBJ

Plugin -> ObjInOut -> ExportObjModel

3Dオブジェクトの読み込み

読み込み後

  • ポリゴンのエッジがすべて表示される
  • タイヤ周りが裏返っている
  • 大きさの調整が必要

.LWO

ツール -> ExportLWO
(事前に環境設定 -> 拡張機能 のBasic LWO Exporter にチェックを入れておく)

3Dオブジェクトの読み込み

読み込み後

  • 全体的に面が裏返っている
  • GSUのグループでパーツ分けされているが、複数階層が有効ではない
  • 大きさの調整は不要(?)
  • GSU上での選択状態に関わらずすべての(?)オブジェクトが出力される

.DXF

plugin -> LineDXF -> 3D==Face

3Dオブジェクトの読み込み

読み込み後

  • GSU上の緑軸がComicStudioでは縦軸(緑色)に割り当てられているため回転が必要
  • タイヤ周りが裏返っている
  • 大きさの調整が必要

現状での落とし所

どのフォーマットでも裏返っている面があるが、両面表示させればさほど問題にはならない。
.OBJではポリゴンのエッジがすべてレンダリングされてしまうため、直接レンダリングして利用する背景には利用できない。(下絵として扱う分には有効かもしれない)
サイズ調整が不要と思われる.LWOが最有力なのだが、多階層構造を維持して出力されない(入力できない?)のはComicStudioで扱うことを考えると相当なマイナスポイント。
多少手間はかかるが、ComicStudio上での操作を考えると、現状ではDXFが最良と判断する。

  • GSUの出力フォーマットは.DXF
  • ComicStudioの人物モデルを基準(ComicStudio側に合わせる意味で大きさを0)
  • 読み込んだ3Dモデルは垂直:-90、大きさ:-148
  • 両面表示にチェック

ここまで試しておいて何だが、ComicStudio4 proバージョンでは3Dワークスペースのレイヤー解像度が150dpi固定になっているようだ。
変更できるのかは調査が必要。

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