無料版のGSUで出力できる3Dフォーマットは限られているが、プラグインを導入することでComicStudioでも読み込める3D形式の出力をすることが可能となる。
試したプラグインは以下の通り。
- .DXF LineDxf3m.rb 2008/3/31 22:11
- .OBJ obj_exporter.rb 2008/2/19 22:05
- .LWO lwo_export.rb 2008/4/6 08:40
ずいぶん前に導入したきりなので、実際のバージョン表記は不明。
GSU上で適当な3Dデータを頂いてきた。
サイズを適当に調整して配置。
出力する前にオブジェクトを選択。
(上の画像ではブルーのアウトラインで表示されているオブジェクト)
.OBJ
Plugin -> ObjInOut -> ExportObjModel
3Dオブジェクトの読み込み
読み込み後
- ポリゴンのエッジがすべて表示される
- タイヤ周りが裏返っている
- 大きさの調整が必要
.LWO
ツール -> ExportLWO
(事前に環境設定 -> 拡張機能 のBasic LWO Exporter にチェックを入れておく)
3Dオブジェクトの読み込み
読み込み後
- 全体的に面が裏返っている
- GSUのグループでパーツ分けされているが、複数階層が有効ではない
- 大きさの調整は不要(?)
- GSU上での選択状態に関わらずすべての(?)オブジェクトが出力される
.DXF
plugin -> LineDXF -> 3D==Face
3Dオブジェクトの読み込み
読み込み後
- GSU上の緑軸がComicStudioでは縦軸(緑色)に割り当てられているため回転が必要
- タイヤ周りが裏返っている
- 大きさの調整が必要
現状での落とし所
どのフォーマットでも裏返っている面があるが、両面表示させればさほど問題にはならない。
.OBJではポリゴンのエッジがすべてレンダリングされてしまうため、直接レンダリングして利用する背景には利用できない。(下絵として扱う分には有効かもしれない)
サイズ調整が不要と思われる.LWOが最有力なのだが、多階層構造を維持して出力されない(入力できない?)のはComicStudioで扱うことを考えると相当なマイナスポイント。
多少手間はかかるが、ComicStudio上での操作を考えると、現状ではDXFが最良と判断する。
- GSUの出力フォーマットは.DXF
- ComicStudioの人物モデルを基準(ComicStudio側に合わせる意味で大きさを0)
- 読み込んだ3Dモデルは垂直:-90、大きさ:-148
- 両面表示にチェック
ここまで試しておいて何だが、ComicStudio4 proバージョンでは3Dワークスペースのレイヤー解像度が150dpi固定になっているようだ。
変更できるのかは調査が必要。